ズタボロ闘病記

突然の難病発症でコンサートに行けなくなったeighterのやさぐれ闘病記です。

見た目は大人 中身は子ども

闘病記と題しながら全然記録してないの、ほんと自分の堕落した性格が嫌になります。

こんにちは、胡桃.です。

今日は何か腎臓の組織をちょちょいと取る検査をしました。

入院初日の頃隣のベッドに入院してたお姉さんが同じ検査をして退院して行ったんですが、大変そうになさってたイメージとお医者さん方の説明にビビり過ぎて安定剤を入れてもらっての処置をお願いしました。

本来別に凄く痛い検査って訳じゃないみたいです。

でもそれを聞いてもなおお願いしました。

そう、何せ私は大の注射嫌いなのです。

とにかく小さい頃から苦手で、痛いのが嫌なのはまぁ勿論なんですが、身体に針が刺さることへの恐怖心が凄くて…

先端恐怖症な訳ではないと思うんですが。

加えて、それとは別の理由で意識のある状態での局所麻酔がもっと苦手です。

想像しちゃうんですよね…

今私は麻酔を使わないと痛いと感じる事をされてる!感覚が無い中で何か身体の中で起こってる!

もし途中で麻酔が切れちゃったらどうしよう!

みたいなありもしない不安に襲われるのです。勝手に。

処置して下さる病院の方々の腕を信用してないとかではないんですが、生来甘ったれな私は未知の恐怖に弱いんです。

そんな私ですが、血液検査は我慢できます。

そんなに痛くないのを経験でようやく理解し始め慣れました。

予防接種とかと違って抜くだけだから薬が入ってくるときの痛みも無いですしね。

ドキドキはしますが。

既に入院してから点滴も採血も2回ずつやってます。

入院前日、初診で血液検査に7本くらい取られたらしいですがそれも耐えられました。

ただ、問題だったのはこの診断をしていただいた同日(入院前日)、脱水があるから点滴して帰って下さいと言われた事でした。

点滴自体は紹介状を書いていただいたクリニックを受診した際にしていただいてたので、まぁ大丈夫かなと軽い気持ちで受けることに。

そしたらまぁ大騒ぎになりましたよ。

私:倉さん

上記の通りの注射嫌い

母:村さん

多分ちょっと心配性なくらいの普通の母

主治医の先生:安さん

穏やかで陽気、常に笑顔な先生(50代くらい?)

看護師さん:丸さん

注射が決して下手な訳ではない綺麗で優しい看護師さん

の配役で代理として雑に漫画でお伝えしようと思います。

お医者さんにも看護師さんにも非は全くありません。

上手だったんだと思いますし失敗されたわけでもありません。

ただただ、私の血管の状態が良くなかっただけです。

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ほんとに号泣しました。

こんなぎゃー!って感じではないですが、ぼろぼろ自分でも分からない内に涙が止まりませんでした。

一つだけ言い訳させていただくと、痛くて怖くて泣いたんじゃなくて、この時は一度に色んな情報が入ってきて、それを処理できないままに苦手な注射をこの日だけで既に採血と合わせて4本刺して、それでも上手くいかなくて、現実のままならなさにキャパオーバーしちゃったんだと思います。

冷静になってから思い出すとダサすぎでは?と思いますが、この時はいっぱいいっぱいでした。

まぁ言い訳しても結局注射にビビって泣いた事実は変わらないんですけどね。

もう先生たちにも私のことは注射が怖い小学生と接してるくらいの気持ちでいて下さいとお伝えし、入院してる今もそれはよく理解して下さって、ご配慮いただいてます。

成人してそれなりに経つ女が何やってんだよと思わなくはないのですが、ビビりの甘ったれなんです昔から。

ご迷惑かけてる周りの方々本当に申し訳ございませんとこの場を借りて陳謝するしかありません…

ちなみにその腎臓の組織を取る検査、安定剤入れてもらってからは頭もんやりしちゃってあんまり覚えてないんですが、先生たちが私がリラックスするような話題を選んで話しかけて下さりながらぼんやり返事してたらいつの間にか終わってました。

現代技術と先生の話術しゅげぇ…

安定剤のおかげか処置終わって1時間くらいうたた寝してましてこの時間です。

先生と会話してた記憶はあるんですが、麻酔刺した記憶とかは全然無いし、ベッドが部屋に戻ってきた記憶もあんまり無いのでやっぱちょっと安定剤で寝てたのかも?

今日ナンバーワンの痛みは確実に導尿でした。

ズゾゾゾ!!!って入ってくる感覚が何とも言えず痛くて不快…!

今もまだ続いてて明日の朝まで外せないんですが、我慢できない程ではないけど微妙に痛いような、何か挟まってるなぁ…みたいな感覚です。

人によって痛みも違和感もそれぞれみたいですね。

男性の方がしんどいとの事。

とりあえず今日は不安に思ってた検査が終わった安心感と、恥ずかし過ぎる注射事件を漫画にするって前回書いたのをようやく実行できて安心したのでこのへんで失礼します。

重ね重ね、こんな中身お子ちゃまの大騒ぎにお付き合いして下さる病院の方々には感謝しかありませんし本当に申し訳ありません。

技術も優しさもあって何も悪いことしてないのに私がただ騒いでるだけです。ヒェエごめんなさい。

何か思い出したら追記するかもです。

それでは。

追記

謎に後半疾走感がある漫画ですが、セリフの無いコマで何が起こったかが全く分からないと思うのでお伝えしとこうと思います。

点滴で号泣しだした私を見て慌てた看護師さんが待合室で待ってた母に「すみません娘さん泣かせちゃって〜!」と慌てて声を掛けて呼んで下さいました。

そして泣いてる私は落ち着いて寝転んで点滴処置を受ける事になり、すぐ近くのベッドのある処置室に車椅子で猛スピードで運ばれ、合流した母に「注射くらいで泣いて恥ずかしい!」とごもっともなツッコミを入れられながら一緒に落ち着いた後先生方に死ぬ程謝った、という感じの流れです。

どうでもいいと言えばどうでもいいのですが、補足までに。

コンサートに行けない…だと?

初めまして?こんにちは?

締まらない挨拶から始まりましたが、関ジャニ∞のファン(eighter)で、趣味でぼちぼちFA描いたりさせて貰ってます、胡桃.と申します。

基本情報としては

〇24歳:無職:女性(別分野である前職を辞めて事務職に必要な資格を取ろうと簿記やパソコンスキルの勉強ができる職業訓練に半年通い、今月後半から再就職予定でした。)

〇九州のそこそこ田舎で実家暮らし。家族構成は母、私、弟、妹。

〇緑推し、でも関ジャニ∞ってグループの存在がそもそも尊い、箱推しっぽくもあるeighter。

〇昨日、12/13に国の指定難病である全身性エリテマトーデスの診断を受け、今日から最低1ヶ月の入院と治療が始まる。(ちなみに調べると分かりますが、命には関わりません笑)

〇入院の影響でコンサート参戦を断念せざるを得なくなった上、なんかよくわからない病気と一生付き合っていかなきゃいけないっぽいことにそこそこショックを受けてる。

くらいの感じです。

学生の時以来久しぶりにブログというのを開設した理由は、短くない入院生活の暇潰しと、誰かに聞いて欲しいけど延々特定の人に話すと長い愚痴になっちゃうなと思った話を、誰かが見てても見てなくてもいいところにせめて吐き出したかったからです。

あ、でも読んで下さった方に同じ病気の方がいらっしゃって、まだ自覚が無く病気の存在に気付いてない方が気付くきっかけになった!とかがあったらそれはそれで嬉しいのですが。

文章力はイマイチですし面白く書ける自信も無いですが、気が向いた方は読んで下さると嬉しいです。

まぁそもそもこのブログ自体も、環境変わってそわそわして勢いで始めちゃったので恥ずかしくなったら予告無く消すかもですが…お暇な方はお付き合い下さい。

本題に入ると、私は今週末の19日に福井で行われる関ジャニ∞のアリーナツアー福井3日目昼公演に参戦する予定でした。一昨日まで。

そもそも異変を感じ始めたのは月初の事です。

なんかよく分からんがすこぶる腹が痛い!

初めはその前日に友人と食べに行った海鮮丼の量が多くて結構無理して詰め込んだので、その影響かと思ってました。

でも(汚い話ですが)その後の排泄の有無に関わらず痛む腹、原因不明の倦怠感、終いには発熱、食欲不振で無職で丸一日家にいるのにそのほとんどの時間をぐったりと死んだように過ごす日々。

訝しんだ母に流石に病院受診を勧められ自分でもそろそろ行かないとなぁと思っていたのもあり、意を決して近所のすぐ血液検査をしてくれるクリニックに朝一で駆け込んだのが、12/10の金曜日でした。

次の日12/11に聞きに行った結果は素人の私にはよく分からないものばかりでしたが、覚えてる限りで掻い摘むと「赤血球、白血球、血小板の数値が低く、腎臓やら肝臓やらの数値が良くない。血液の病気の可能性もあり急いで紹介状を書くので、とりあえず週明けの月曜日に急いで県病の血液内科を受診して!」みたいな話でした。

馬鹿ですみません…

正直熱が上がると死ぬ程身体がだるいけど、それ以外は食欲不振と消化不良なのかお腹の中が痛かったり気持ち悪かったり、食欲不振といった症状しか無く、時間帯によっては物凄くピンピンしてたので、私としては重大な病気の可能性の自覚は無し。

しかし医療の知識がそこそこある母と母方の祖母の2人はそうもいかず、クリニックで受けた説明と県病受診の旨を伝えたところ、そこから県病での再検査の結果が出て診断が下るまでの1日と少し、2人で情報共有したり検査結果をネットの情報と照らし合わせながら白血病まで疑ってずっと不安そうでした。

これは本当に申し訳なかった。

再検査の為受診した12/12は、長い長い待ち時間の末一度血液内科に通されたものの、すぐにおそらくこの病気だろうという目処が着いたので専門の科にて再度説明を受ける事になり、最終的に通されたのは膠原病やリウマチを扱う科。

説明の際、隣には腎臓科の先生も一緒でした。

そこでようやく分かった病気の名前が、冒頭にあった全身性エリテマトーデスという長々としたものです。

簡単に言うと、免疫機能が仕事をし過ぎて身体を攻撃しちゃうので、色んな内臓の機能がおかしくなる病気。多分。

免疫機能を落ち着ける為にステロイドを使って治療をします。

ステロイドは進歩してきているとはいえやっぱり悪いイメージは拭えない、使いすぎたり急に辞めたりすると特にですが、副作用も多々あるお薬ですし、説明受けてても全員ではないけど可能性として治療中は浮腫む、ニキビができやすくなる、太りやすくなる、血糖値が上がりやすくなるので間食禁止、等々私にピンポイントで刺さるショックな内容ばかりで、この時点で命に関わる病気でなくてほっとしてる母には悪いですが、隣で聞いててショックは大きかったです。

そして更に追い打ちをかけるようにショッキングだったのが、腎臓の数値が急激に悪くなり過ぎていて「即入院!待っても一日だけ!」との担当の先生の言葉でした。

それは、転職活動をする私の心の支えになっていた、関ジャニ∞のついに再始動したライブツアー「8BEAT」福井公演への参戦が不可能になってしまった事を意味していました。

何で今、何で私…と悲劇のヒロイン面して普通に凹みましたとも。

せっかく内定した転職先にも慌ててその日の内に事情を説明しに行ったところ、大変ありがたいことに雇用開始は1ヶ月待っていただくことになり、仕事の問題は一先ずどうにかなりそうだとほっとしながら、入院準備をしていても重く伸し掛るショック。

勿論、私は大変幸運だっただけで、チケットが御用意されず自宅から応援するeighterの皆様もいっぱいいらっしゃる中、そんな贅沢な悩みを悲劇じみた語り口でわぁわぁと騒ぐのが自分の精神面の幼さを表しているな、というのは重々理解しています。

ただ、たった数日前までうちわを作ったり、ネタバレを極力避けてきたのでセトリを想像してワクワクしたり、そんな普通のコンサート前の高揚感を体調がそんなに良くない中でも感じて指折り数えて当日を待っていた私が、やれ難病だ即入院だコンサートは見送りだと矢継ぎ早にショックを受けるような諸々の情報を一気に詰め込まれて、黙って1人でショックを受けるだけでは居られなかった、どこかにこの気持ちを吐き出したかった。

そんないきさつでこのブログは勢いのままに開設されました。

はーーーーーぁあ、空席作るのほんとにエイトさんたちにもeighterの皆様にも申し訳ないな。

代わりに誰かが行けたらせめて譲るのに。

本当にただの愚痴垂れ流す場所になっててすみません。

でも、会いたかったんだよ。

隣でほっとしていた母は宿泊予定だったホテルや乗るはずだった新幹線のキャンセルを渋々する私を見ていつかまた当てれば良い、って慰めてくれたけど、そうじゃないんだよ。

推しは推せる時に推せはここ数年で身に染みてるし。

5人になった事…コロナ禍というご時世…逆境にへこたれずようやく形になったRe:LIVE、どうしても、這ってでもこの8BEATには行きたかったのに。

泣いたら水分減ってまた腎臓の数値が悪くなるかもしれないのでどうにか泣かないようにしてますが、ショックを噛み締める度に鼻がツンとします。辛い。

お仕事されてる方は年1とかで健康診断があるかと思いますが、お医者さん曰く25歳以下?未満?の人は血液検査まで義務付けられていない事が多いそうです。

実際、私は昨年度末まで3年間勤めていた職場の健康診断で血液検査をさせられたことは1度もありませんでした。

注射がとんでもなく苦手なので、しなくて済んだことを「しなくて良かったのか…?」等とあまり考えないようにしていたのも今回の敗因ですね。

なのでこの病気が実はいつから私の体内に巣食っていたのかはちょっとよく分からないのが現状です。

私のような目にあいたくない方は、オプションで自腹でも、毎年しっかりとした血液検査を受けておくことを強くおすすめします。

次回は、絵が描けそうだったら、そんな注射嫌いの私が採血と点滴で1日に失敗の本数も含め5本の注射針を刺されメンタル崩壊して大号泣した恥ずかしい話を漫画にでもして載せれたらと思います。

登場人物は代理でメンバーを描かせていただければ。

では、長々と読んでくださった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました。